2014年2月22日土曜日

C世代としての私のこだわり「anti-"Connected"」 #ブロガソン

 以前、「C世代」が動き出す 〜“デジタルネイティブ”がリードする社会へ〜 という記事を書いた。その時は、自分のクリエイティビティを活かして起業した15歳の椎木里佳さんの活動を紹介した。本稿では「自分は「C世代」なのか」ということについて言及してみたい。

一度、「C世代」について復習してみる。


  • Connected(常にみんなとつながっている)
  • Community(共同体を形成する)
  • Change(変化・新しいものを好む)
  • Create(創造性がある)
  • Communication(会話好きな)
  • Collaboration(みんなと協力する)
  • Contribute(貢献意欲の高い)
  • Casual(四角ばらない)
  • Cameleons(自分のキャラを変化させる) 等

 上記の中で、自分が持っている性質を自問自答してみると、

Change:変化・新しいものが大好きだ。同じジュースは2度と買わない。
Contribute:一応社会のために役立ちたいと思っている。ボランティアもしたし。
Community:仲間を作って何かをしている。このブロガソンもしかり。
Cameleons:自分のキャラが人によって違う気がする。友人より、多重人格という説も。

 加えて、このブログのように何か記事を書いて、自分と関わりのない人に対して情報発信を行っている(およびそれが楽しいと感じる)ことからも、おそらく自分は「C世代」なのだろう。

 しかし、筆者自身が「C世代」であると言い切るのに一瞬躊躇したのは、C世代が持つ最も代表的な性質を有していないからだ。それは

2014年2月9日日曜日

【書評】 堀江貴文「ゼロ」 〜成功とはチャレンジ × 全力疾走〜






 久々に心に「刺さる」ビジネス書を読んだ気がする。

 堀江氏のこれまでの紆余曲折な人生を回想するとともに、数々の失敗や成功から自らが学んだことを、若い世代に懸命に伝えようとする「心意気」が感じ取れる。ストーリーとしても面白いし、ビジネスマンとして働く上でも大いに勉強になる本であった。

 ライブドア時代、メディアが取り上げる堀江氏、否、ホリエモンは、いわゆる「カネの亡者」として世間の目に映っていた。しかし、テレビ局の買収にしても、衆院選屁の出馬にしても、「カネ」ではなく本気で「世の中を良くしたい」という誠実な思いから行動していたのだと読んでいてわかった。

 糸井重里は対談のなかで、堀江氏のことを「ひとを幸せにする本気でおせっかいな人」と評している。加えて「それだけおせっかいなら、そりゃあ、波風立つよ」とも。

 たしかに、その「おせっかい」のせいで栄華を極めた日々は「ゼロ」に帰してしまう。しかし、その「ゼロ」から再び最初の「イチ」を始めようとする堀江貴文(ホリエモンではない)のメッセージは極めて洗練されている。




 以下、筆者がこの本の中で特に印象的だった4つの学びを記す。